
RESAS-APIの公開で、RESAS以外のデータ(例えば地域独自のデータや企業データなど)と組み合わせたアプリケーションの開発が可能に!
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 は、2016年11月1日にRESASーAPI機能とeラーニングシステムの2つの提供を開始しました。
RESASとは地域経済分析システム。英語表記(Regional Economy (and) Society Analyzing System)の頭文字を取って、“RESAS”(リーサス)と呼ばれています。
地方創生の実現に向け、
・各都道府県・市区町村が客観的なデータに基づき、自らの地域の現状と課題を把握すること
・その特性に即した地域課題を抽出して「地方版総合戦略」を立案すること
に役立てるため、地域に関する官民の様々なデータを搭載し、誰もが分かりやすいように地域経済を見える化するシステムです。
そのRESASがAPIを公開し、RESAS以外のデータ(例えば地域独自のデータや企業データなど)と組み合わせたアプリケーションの開発などが可能になりました。
11/2(水)更新情報
11月1日にRESAS COMMUNITYのサービスも開始されました。これはRESASユーザ同志がコミュニティを通じて、疑問や便利な情報の意見交換をするサービスです。
RESASのポータルサイトとしては3つとなります。
・RESASポータルサイト: https://resas-portal.go.jp/lp/
・RESAS eラーニングサイト: https://e-learning.resas-portal.go.jp/lp/
・RESAS-APIポータルサイト: https://opendata.resas-portal.go.jp
▶RESASーAPI機能
RESAS-API機能は、アプリケーションからアクセスしてRESASのデータを取得することが出来る機能です。
RESAS-API は無料で利用可能で、利用するにはユーザー登録をしてAPIキーを取得する必要があります。このサイト<https://opendata.resas-portal.go.jp/>から登録することが可能です。
(※プレスリリース「 RESAS-API 機能の提供開始について」参照)
◯ REST API形式でアクセス
APIはREST API形式でアクセスし、JSONデータ形式でレスポンスが戻ってきます。
・API Endpoint: https://opendata.resas-portal.go.jp/
・SSL Support: 対応
・利用可能なHTTPメソッド: GET
・レスポンスデータフォーマット: json
APIの仕様については下記を参照ください。
・APIの概要と一覧
<https://opendata.resas-portal.go.jp/docs/api/v1-rc.1/index.html>

◯ 提供データ
APIから取得できるデータとしては下記となります。
本日時点(11月1日)提供データ
〇唆肇泪奪廖Р圓偉亙析、特許分布図、輸出入花火図、海外への企業進出動向
農林水産業マップ:農業花火図、農産物販売金額、農地分析、農業者分析、林業総収入、海面漁獲物等販売金額
4儻マップ:外国人訪問分析
ぞΧ肇泪奪廖ЬΧ伐峅仗沺⊂Χ箸涼楼茣嵌羈
タ邑マップ:人口構成、人口増減、人口の自然増減、人口の社会増減、将来人口推計
自治体比較マップ:企業数、事業所数、従業者数(事業所単位)、製造品出荷額等、年間商品販売額、付加価値額(企業単位)、労働生産性(企業単位)、創業比率、黒字赤字企業比率、有効求人倍率、一人当たり賃金、一人当たり地方税、一人当たり市町村民税法人分、一人当たり固定資産税
11月下旬提供予定のデータ
-2:産業マップ:全産業花火図、製造業花火図、製造業の地域間比較、研究開発費の地域間比較、企業の海外取引額分析
-2:農林水産業マップ:山林分析、林業者分析、海面漁船・養殖面積等分析、海面漁業者分析、内水面漁獲物等販売金額、内水面漁船・養殖面積等分析、内水面漁業者分析
-2:自治体比較マップ:自治体財政状況の比較
▶RESAS eラーニングシステム
RESASの操作方法や活用方法について、インターネット上で学習出来るeラーニングシステムが提供されました。
eラーニングシステムは無料で受講できますが、サイトから会員登録をする必要があります。
会員登録にはこのサイト <https://e-learning.resas-portal.go.jp/lp/> から会員登録をしてください。
(※プレスリリース「RESAS eラーニングシステムの提供開始について)参照」

オンライン講座には基礎編と応用編があります。本日(11/1)リリース時点では基礎編の入門コースが利用できます。その他のコースは追って公開される予定です。
講座としては、下記の学習を繰り返し、コースの最後にテストを受ける必要があります。
1. シナリオ形式の動画で学習
2. クイズ形式で学習内容の確認
3. ドキュメントでの説明
コーステストは正答率:「操作」75%以上、「活用」100%が修了条件となり、必須受講コースはテストに合格しなければ先に進められない形式となってます。

▶さいごに
RESAS APIの公開を記念して、APIを利用したハッカソン「東京で考える地方創生!RESAS API ハッカソン」がdots.(東京都渋谷区)にて11月と12月に開催されそうです。最優秀作品に対しては、審査員である内閣府とチームラボの方が改善を支援をしてくれるとのことです。これをキッカケにRESASで公開されているデータを使ってアプリケーションを作ってみてはいかがでしょうか?
著者プロフィール:小俣博司(@homata)

CivicWave運営メンバーの一人。オープン川崎/Code for Kawasaki 主宰。デベロッパー。
現在は大学の研究員としてシビックテックやオープンデータ/オープンガバメントについて精力的に活動をしている。