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発表者・参加者・スタッフ・スポンサーが垣根を超えて関われる、フラットな場
6月2日(土)に都内にて、シビックテック活動の共有とネットワーキング強化を行うイベントCIVICTECH FORUM 2018(以下CTF2018)が開催されました。

とにかく、ものすごい熱量のイベントでした。
その熱量は、誰か任せで口だけを動かす市民ではなく、自らがアクションをしている市民が集まっているからこそなのだと思います。日本のシビックテックなめてました。
やっぱり草の根パワーが集まるとすごい力を発揮するんだ。そんな風に感じました。
また、発表者・参加者・スタッフ・スポンサーが垣根を超えて関われるフラットな空気感が、なんでも話せる安心感も与えていた気がします。


オープニング

今年で4回目となるこのイベント。例年は有識者の1時間講演やパネルディスカッションという構成でしたが、今年は52名ものスピーカーを自薦で公募し、10分のライトニングトークをしてもらうという構成に大変更。
スポンサーも過去は1企業に支えられ開催されていましたが、今年からは各地のシビックテック企業やコミュニティが支える形となり、全てにおいて「みんなで作り上げたイベント」になっていました。
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52名のライトニングトーク

セッションは3部構成になっており、会場は2会場(カフェ会場とセミナー会場)にて同時進行。「半分しか聞けない!」っと嘆いている参加者の方もいらっしゃいました。
奇数番号がカフェ会場、偶数番号がセミナー会場での開催となります。
各セッションに関しては、後日別記事にて、可能な限り資料公開などしていきたいと思っています。

・第一セッション障がいやシニアなどのテーマ型シビックテック事例〜各地のコミュニティ活動まで
┗カフェ会場(奇数番号):猫・障害・積雪など、一つのテーマについての活動の話など
┗セミナー会場(偶数番号):各地のコミュニティ活動の話など
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・第二セッションシビックテックと子育て〜コミュニティ運営ノウハウまで
┗カフェ会場(奇数番号):シビックテック×●●という話など
┗セミナー会場(偶数番号):各地の具体的な活動やコミュニティ運営などのノウハウの話など
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・第三セッション自治体との取組〜個人でできるシビックテック活動まで
┗カフェ会場(奇数番号):行政との取組ややまちづくりの話など
┗セミナー会場(偶数番号):個人としてのチャレンジ活動など
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アンカンファレンス(創造的井戸端会議)

コンテンツの締めは、同じ興味を持った人が少人数でディスカッションする「アンカンファレンス」が開催されました。アンカンファレンスの様子は、こちらのtogetterをみていただくと、雰囲気がわかるかと思います。 →CIVIC TECH FORUM 2018「アンカンファレンス」
テーマは8つにわけられ、興味のある色紙をもって、ディスカッションする仲間を集めます。
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ディスカッションする仲間を見つけたら、3〜6名ぐらいの人数でディスカッション。アンカンファレンスでは、今まで聞く一方だった参加者も積極的に意見を言い合います。最後はチームで記念撮影。
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勝手にシビックテック大賞

2017年度のCIVICTECHアクションを代表する活動を一般公募し、運営委員会より勝手に表彰をしてしまおう、という企画です。今年もありました。
見事選ばれたのはこちらの活動です。
身体障害者向けの講演システムの開発HeartyPresenter
「身体が不自由になっても、自分の想いを社会に表現し、社会との繋がりを失いたくない」という自らの課題を、テクノロジーで解決するこの活動。素晴らしいと思います。
大賞受賞の高野さん!おめでとうございます!
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クロージング

懇親会後のクロージングでは、運営委員から、来年のCTFの予告が!!
過去4回開催されてきたCTFですが、これからも継続して開催していくために、一般社団法人「CIVIC TECH JAPAN」が設立されるとの発表がこの場でされました。
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「CIVIC TECH JAPAN」に関しての情報は、また後日あるかと思いますが、CivicWaveの運営も「CIVIC TECH JAPAN」のメディア事業としての位置づけになる予定です。


イベントの様子


当日の動画、写真など、随時更新していく予定です。つぶやきまとめは既にCIVICTECHFORUMの公式アカウントから発信されており、イベントの様子(雰囲気)が伺えます。参加された方は振り返りに、参加できなかった方は次回の参考に、ご覧になってはいかがでしょうか。

youtube72 YouTube(動画) 
   
flickr72 Flickr(写真) 

togetter72 togetter(つぶやきまとめ)


蛇足

今年のTwitterは、小笠原さん池田さん加藤さん古郡さんの4名の方にサポートしてもらったのですが、とても優秀な方々で大変助かりました。
イベント当日にtogetterでまとめ、全体を俯瞰して振り返られる環境を作ってくれました。

加藤さん古郡さんはスピーカーでもあり、ふたりとも発表の中で「発信の重要性」を語られてました。私はまだ二人の話は聞けてないですが、後で動画でじっくり見たいと思っています。

加藤さんはとにかくオープンに!という考えで、古郡さんは、クローズドが必要なこともあるという考え。そして、ふたりともFacebookの非公開グループはNGとの見解ですが、私はよく使う人です。
個人的な使い方としては、Facebookページは告知場所、Facebook非公開グループはコミュニケションの場所として利用しています。コミュニケーションは完全オープンだと発言しずらいという人もいるという考えから私は非公開グループを使ってます。
同じ内容を投稿することももちろんあります。でも、ページとグループだとエンゲージ係数が違うからそれでいいと思ってる。
古郡さんと加藤さんともっとじっくり話したかったなorz。

CTFを運営するにあたり、「発信」はとても重要だと思っていて、記録に残すことにこだわってずっとやってきました。それは、いろいろな人に活動を知ってほしいからです。ネットの利点の一つは、ログだと思っています。シビックテックならそれを活用しなきゃ。
 CTF2017 | CTF2016 | CTF2015 

発信は大事だけどやっぱりめんどくさい。
人は+αで時間を使うとなかなか動かない。だからイベント最中に記録を残すのが一番いいと思ってます。Twitterと写真とtogetterはmust。その後のブログはベストエフォートの位置付で運営してます。
もちろん運営側がそれをやるのはまたしんどいから、いかに参加者の人にも協力してもらうのかの仕掛けは重要。(そこはあまりできてない…)

ただ、Twitter部隊の一人、小笠原さんが今回はあるマシンを作ってきてくれました。
それはラズパイを使ったツイッターハッシュタグ中継マシーンw。(作り方はこちら

昨年も手伝ってくれたので、運営として何をしたいのかを理解してくれて、自分のできることをしてきてくれる。正直感動しました。
そして、いつも私が忘れているTwitterのツイート制限に関しても指摘してくれて、今年は制限に引っかかることなく運用をスムーズに進めることができました。

しかもしかも、みんなtogetterのまとめに関しては、何も考えずとりあえずハッシュタグまとめて!ってお願いしたのに、必要な情報だけにしてまとめてくれているという。最終チェックしたけど、私の出番なしw。シビックテックな人たち、ほんとすごい。感謝しかありません。
この場を借りてお礼をいわせてください。ありがとう!





著者プロフィール:鈴木まなみ(@rin2tree
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CivicWave運営メンバーの一人。
2歩先の未来をよむブログメディア「TheWave」の湯川塾の事務局を務め、テクノロジーの最新動向をウォッチしながら、コミュニティ運営や執筆活動中。
また、MashupAwards8〜11の事務局を務め、内外のコミュニケーション全般を担当。