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2017年6月1日から、5374(ゴミナシ).jpの機能強化版となる5374App(ゴミナシアップ)がスタート

5374(ゴミナシ).jpの機能強化版となる5374App(ゴミナシアップ)が、2017年6月1日にCode for Kanazawa(以下CfK)よりリリースされました。最初の導入自治体は、石川県金沢市となります。

5374.jp」は、金沢の4種類のゴミの分別について、「いつ、どのゴミが収集されているのか?」がひと目で分かるアプリ。コードをGitHub(ソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービス)でシェアし、みんなで作り出していくオープンソースの考え方で作られています。
そして、2017年5月現在では、116都市で作られており、6つの自治体などでも利用されている、日本のシビックテックを代表とするサービスです。

「5374App」は、オープンソースとしても公開している「5374.jp」に、様々な機能を付加した機能強化版となります。付加された機能は以下の通りです。
 ・ごみの収集日を事前に知らせるPUSH通知機能
 ・ごみの種類を検索できる機能
 ・自治体からのお知らせや関連施設情報機能
 ・公式としての保守サポート
 ・ネイティブアプリ化(インストールタイプ)
 ・多言語対応機能(10月までに導入)
PUSH通知機能は、以前より要望が高かった機能とのこと。

iOS版とAndroid版、同時リリースです。
・iOS版(iPhone, iPad)
https://itunes.apple.com/jp/app/id1238992441
・Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.codeforkanazawa.gominashi&hl=ja


そして、もう一つ大きな違いがあります。無償で利用可能だった5374.jpとは違い、5374AppはCfKと契約の上で年間の利用料がかかります。
これは、運用に一定のコストがかかるためであり、その負担額は月1万円程度からと、とても小さく抑えているそうです。

5374.jpの有償版はかねてからCfKで議論されており、ついに実装しリリースへ、新しいチャレンジの一歩を踏み出したCfK。
シビックテックコミュニティとして、常に先頭を走るその動向は目が離せません。




著者プロフィール:鈴木まなみ(@rin2tree
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CivicWave運営メンバーの一人。
2歩先の未来をよむブログメディア「TheWave」の湯川塾の事務局を務め、テクノロジーの最新動向をウォッチしながら、コミュニティ運営や執筆活動中。
また、MashupAwards8〜11の事務局を務め、内外のコミュニケーション全般を担当。